小児歯科
咬唇癖について
年齢が上がって指しゃぶりよりがおさまってきても、今度は咬唇癖という口腔習癖が出てくる場合があります。
これは下唇を咬む癖であり、根本的にはおしゃぶりとあまり変わりません。
お子さんの中での発生率は数パーセントしかないのですが、指しゃぶりと同様、出っ歯を引き起こす原因となるため、注意が必要です。
また、咬唇癖の場合は、歯肉や口唇を咬んで傷つけてしまうため、そこから細菌などが侵入して、病気を発症させることもあり得ます。
ちなみに、咬唇癖もストレスなどを緩和するために行うものと考えられています。
ですので、お子さんは知らず知らずのうちに唇を咬んでおり、それが常態化していくといった流れです。
こちらもできれば親御さんがやめさせてあげる必要があります。