おせっかい先生の日記

歯は命

私の患者さんで、
90歳くらいのおじいちゃんの話です。
 
実は先日お亡くなりになりました。
その報告に、お嬢さん、お孫さん、ひ孫さんまで
家族みなさんでご来院してくださいました。
そして、皆さんに「お礼」を言われたのです。
そのおじいちゃんは、当院の開業時からの患者さんです。
それまでは、歯を抜く治療が主だったようなのですが、当院に通ってからは
1本も歯を抜くことなく、治療を行っておりました。
歯は臓器と同じです。
歯を抜くということは、胃を切除したり、肝臓を切除することと
同じだと考えるとわかりやすいでしょう。
「歯は命です。」
歯を大切にすることは、命を大切にすることと同じなのです。
 
そのおじいちゃんは、生涯自分の歯で物を食べることができたのです。
そんな当たり前のことを、とても喜んでくださっていたようです。
 
そして、私にとっては何よりうれしかったのが、そのおじいちゃんは
毎回、当院のスタッフをほめてくださるのですが、
さらに通院から帰ると必ず、スタッフの話をご家族にしていたそうです。
「とても優しくて、いいスタッフ」だと。
 
私も大変お世話になった方なので、とても残念ですが
苦しむことなくポックリお亡くなりになったと伺い
うれしかったです。
なぜっておじいちゃんの最後の夢がかなったんだなって思ったので。
 
そうおじいちゃんの最後の夢は「ポックリ死」
 
元気に旅立たれたのですね。
ご冥福をお祈りいたします。

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