顎関節症

顎関節症とは

顎関節症とは、顎の骨や関節、それから顎の周りの筋肉に痛みを異常をきたす病気です。
顎の関節周辺がおかしいなと感じたら、まず顎関節症を疑いましょう。

顎関節症とは

症状について

具体的には、顎が痛んだり、顎がカクカク鳴ったり、口を開け辛いという症状が見られます。
症状は、軽いものから重いものまで様々で、その原因や治療法も異なります。
軽症の場合は、放っておいても自然に治ることがよくあります。
比較的症状が重くても、顎関節症の原因となっている生活習慣を改善したり、薬を服用することで治すことが可能です。
ただし、重症化してしまうと、手術でなければ治療できなくなります。
また、開口障害が慢性化すると食事がしにくくなったり、時にめまいなどの全身症状を誘発することもあります。

若い女性が罹りやすい

顎関節症の発症頻度には、性差と好発年齢とが存在します。
まず女性の方が、男性よりも極端に多くなっています。
年齢に関しては、20代から30代が発症のピークとなっています。
こうした性別や年代によって、発症頻度に差がある理由については、まだわかっていません。
ただおそらく、女性は筋肉の緊張やストレスに対して感受性が高いという傾向があり、尚且つ、骨格や靭帯が男性と比較して脆弱であるためではないかと思われます。
ですので、実際は男性も同じように顎関節症を発症している可能性もあります。

麻酔効果

虫歯や歯周病の治療では、局所麻酔を行うことが多いです。
切削器具の振動が痛みを助長しますし、誤って歯周組織を傷つけることもあるため、麻酔をしておくことはとても大切なことです。
けれども、レーザーを使用することにより、麻酔をかけずとも広い範囲の治療を行うことが可能となります。
また、誤って歯肉にレーザーを当ててしまったとしても、それほど痛みがなく、出血も起こらないという効果が得られます。
このように、虫歯や歯周病の治療にレーザーを用いることは、数多くのメリットを享受することができるのです。
ただし、気を付けなければならないのは、レーザー治療が適用される虫歯というのは、比較的範囲が狭いものに限られます。
範囲の広い虫歯や、進行している虫歯には使用できませんので注意が必要です。

顎関節症の4つのタイプ

額関節症はその症状により、4つのタイプに分類することができます。

顎関節症の4つのタイプ

1.筋肉に障害がでるタイプ(1型)

人がものを咬むときにには、咬筋を始めとした幾つかの筋肉を使います。
これらの筋肉を使った際に、頬やこめかみ周辺に痛みを感じる場合は、顎関節症の1型です。
痛みは鈍く、どの部分が痛んでいるのかは特定しにくいのが特徴です。
ひどくなると、頭部や首、肩の筋肉も痛み始めます。

2.関節包や靭帯に障害がでるタイプ(2型)

顎関節には、関節包と呼ばれる関節を覆っている組織があり、2型の顎関節症では、この関節包及び靭帯に痛みが生じます。
顎を動かすと、捻挫に類似した痛みが走ります。

3.関節円板に障害がでるタイプ(3型)

顎関節の隙間には、関節円板という線維性のクッションが存在しています。
ものを咬んだ時などに、この関節円盤が本来の位置からずれてしまうことで生じるのが3型の顎関節症です。
顎関節症で起こる、カクカクというクリック音は、この関節円板がずれることによって生じているのです。
また、この3型の症状が進行すると、クローズド・ロックという状態になります。
クローズド・ロックの状態となると、クリック音は消失しますが、口を大きく開けることが困難となります。

4.顎関節が変形するタイプ(4型)

顎関節に過剰な力が長期間加わることによって、顎関節自体の形が変形してしまうことがあります。
これを変形性顎関節症と呼び、4型に分類されます。
4型の顎関節症では、顎関節を構成する骨がすり減ったり、新しく作られたりすることで、いびつな形態を示すようになります。
その結果、口を開け閉めする際に、ゴリゴリといったような、クリック音とはまた別の雑音がするようになります。
症状が悪化すると、滑膜炎などの炎症が生じます。
このように、顎関節症はその症状によって類型化することができますが、実際の患者さんは複数のタイプを併発していることが多いと言えます。

運動療法

顎関節症の発症原因として筋肉の緊張が考えられる場合、まず筋マッサージを行います。
顎周辺の筋肉が緊張している状態だと、血行が悪くなり、顎運動を阻害するだけでなく、痛みも生じさせるため、緊張を緩和する必要があります。
その他、開きにくくなっている口を歯科医師が補助器具等を用いて、開きやすくする運動療法があります。
これを顎関節可動化訓練といいます。
ただし、この訓練は顎関節症の症状によっては、病態が悪化するため、見極めが重要となります。
そして、意外に重要なのが生活指導です。
顎関節症は、頬杖やうつ伏せで眠る、それから歯ぎしりや食いしばりなどの習慣によって発症したり、症状が悪化すると考えられています。
ですから、こうした日常生活における顎の運動に関する指導が必要になってくるのです。

薬物療法

顎関節症で痛みを伴っている場合には、その痛みを取り除くために非ステロイド系抗炎症薬が処方されます。
その他、緊張した筋肉をリラックスさせるために、中枢性の筋弛緩薬が処方されることもあります。
塩酸トリペルジンなどの薬剤によって筋緊張が緩和すると、痛みも軽減されるため、顎関節症には有効であると考えられています。
ただし、筋弛緩薬には、脱力感や倦怠感などの副作用が生じることもあるため、注意が必要です。
それから、顎関節症というのはストレスによって発症するケースがあるため、抗不安薬が処方されることもあります。

スプリント療法

スプリント療法で使用されるオーソドックスなタイプです。
筋肉の緊張を緩和したり、顎にかかる負担を軽減する効果があります。
就寝時装着することで、顎関節症の症状を和らげていきます。

アンテリア・リポジショニング型スプリント

関節円板に障害が出るタイプの顎関節症に使用されるスプリントです。
口の開け閉めの際に、「カクッ」という関節音が生じるのを改善します。
この関節音が鳴る状態だと、関節円板が異常な位置にあるため、スプリントを使用することで正常な位置へと誘導します。

ディスク・リキャプチャリング型スプリント

クローズド・ロックの状態を治したり、予防するために使用されるスプリントです。

マニピュレーション法

運動療法や薬物療法などでも症状が改善されない場合に、関節円板を正常な位置へと移動させる目的で行われる方法です。
まず、顎に生理食塩水と麻酔薬を投与します。
これをパンピングといいます。
その後、術者の手によって関節円板が正常な位置へ移動するように施術します。

外科的手術

上記の治療法を行っても症状が改善されない場合は、外科的な手術で対応します。
手術は全身麻酔下で行われるため、数日間の入院が必要になります。
術式は、患者の症状によっても異なり、手術費用も様々です。

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