一般歯科・虫歯治療

虫歯を診査する方法

一般歯科
「虫歯を診査する方法」

虫歯があるかどうかや、虫歯の進行度合いを調べる方法には、様々なものがあります。

視診

虫歯や歯の欠損などの位置や大きさなどを目で見て調べます。
具体的には、ユニットチェアの上方に設置されている照明を口腔内にあてて、直視、あるいはデンタルミラーを用いて観察します。
その際、歯の白濁や変色、修復物の色調変化などを注意深く観察していきます。
歯と歯の間はそのままでは観察することが難しいので、歯間分離器(セパレーター)を用いて歯間を離して虫歯の状態を調べていきます。

触診

探針(エキスプローラー)と呼ばれる道具を用いて、虫歯や歯の欠損の位置や大きさなどを調べていきます。
象牙質知覚過敏症が疑われる歯においては、探針の先端でこすることよって象牙質知覚過敏症の有無や程度を検査することができます。

エックス線検査

歯の病気を発見するための重要な検査です。虫歯、破折の有無、歯髄腔や歯槽骨の状態などを見ることができます。
原理としては、エックス線を歯や歯周組織にあて、透過したエックス線をフィルムに焼き付けることによって目で見えるようにします。

骨や金属などはエックス線を通しにくいため白く写り、水や脂肪などはエックス線を通しやすいため黒く写ります。
ですから、虫歯は歯が溶けてしまっている状態なので、エックス線では黒く写ります。

打診

ピンセットなどを用いて歯を軽く叩いて、違和感や痛み、音の変化などを検査します。
歯周組織に炎症がある場合には、違和感や痛み、音の変化が見られます。

動揺度検査

歯というのは、健康な場合でもわずかに動くことをご存知でしょうか。
これを生理的動揺と呼びます。
この生理的動揺があることで、外部からの刺激を吸収し、歯や歯槽骨に大きなダメージが加わらないようになっています。
しかしながら、虫歯や歯周病が原因で、歯の動揺度が高まることがあります。
そこで、ピンセットを用いた動揺度検査が行われます。
歯をピンセットで挟んで、色々な方向に力を加えることで、歯の動揺度をはかっていきます。
動揺度には0~3度があります。

温度診

冷たい刺激や熱い刺激を歯に加えることで、歯髄の反応を調べます。
温度診によって疼痛の有無やその強度、持続時間を検査することができます。
虫歯が生じていると、この検査で異常値が出ます。

歯髄電気診

歯髄電気診断器の電極を歯の表面に当てて電流を流し、歯髄が生きているか死んでいるかを調べます。
反応がなければ歯髄が死んでおり、虫歯がかなり進行していることがわかります。

う蝕リスク検査

虫歯になりやすいかどうかは、口腔内の状態によって大きく異なっています。
う蝕リスク検査では、唾液分泌量、唾液緩衝能、唾液中の虫歯を誘発する細菌の数などを調べて、虫歯になりやすい体質なのかを検査します。

このように、虫歯の検査には色々な種類の方法があり、それぞれ特性も異なっています。