矯正はいつから? 大学病院では教えてくれない2つのタイプと早期矯正
歯医者が矯正を勧める時期について
①矯正を小さい頃に勧めるタイプ
※当院では大体6歳か7歳くらいで矯正を勧めます。
②様子を見て永久歯になってから矯正を勧めるタイプ
の2タイプがあります。
なぜその2タイプに分かれるかというと、②の方法を大学で教わるからです。
大学では200年前からずっと、アメリカから来た「抜歯を前提にする矯正」を学生に教えてきました。
そのため親知らず以外に2本の歯を抜歯して矯正する方法が昔から前提となっています。
大学では教授の8割ぐらいがそのように教えます。
抜歯を前提にしているので、矯正は中学生~大学生から始めるように勧められます。
その年齢になる頃にはだいぶ歯並びがガタガタになっています。
私は、歯を抜いたり削って矯正をするのではなく、幼少期に顎を広げる方法を取っています。
歯並びの悪い人の7割~8割は顎が小さいことが判明しています。
全員に対してではないですが上下の顎が狭い場合に広げます。
この方法は顎を広げて本来の形に戻すことによって、
永久歯が生えた時には綺麗な歯並びになることを前提にしている矯正です。
できる限りお子さんの歯を抜いたり削らずに矯正をしてあげたいと思いませんか?(お子さんが嫌がるようであれば話は別ですが)
このお話は大学病院では教えてくれないことです。
歯を抜いたり削ったりする矯正をしたくない場合、セカンドオピニオンを受けてみてもいいと思います。