金属の中が腐食して溶けた方が増えています
外から見た分には何も問題がない。
ところが、被せた金属を外すと、腐食(さびている)している。
そんな状態に陥っている人が、最近増えています。
自分では分からないけれど、歯医者さんで診てもらうと分かります。
最初はピッタリくっついているのに、腐食して歯の削った
所とくっついていたはずの部分に隙間が空いてしまうのです。
その隙間に、ばい菌が入って虫歯になる。
このような虫歯を2次的虫歯、と言います。
歯科医が行なう虫歯の治療は、ほとんどがやり直しの治療なのです。
同じ歯を何度も治療するということは、何度も削るということ
5~6回も削れば、虫歯の治療なのに、削り続けて歯がなくなってしまいます。
治療をすればするほど、悪くなるともいえます。
保険適用の銀歯は体には良くありません。
歯医者は自分の歯の治療には、銀歯は入れません。体に良くないことを
よく知っているからです。
自分や自分の子どもに行いたくない治療は、患者さんにもやりたくない
のです。
健康な歯を削ってブリッジをつける。健康な歯を削ることに、
歯医者は葛藤しています。
保険適用外の治療をして儲けようという考えではなく、患者さんの体への
影響も考えて、保険外の治療をお勧めしています。
なかには、お金第一主義の歯医者も一割ぐらいはいるかも、とも思いますが。
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