宮本武蔵
二刀流の剣豪、宮本武蔵。
ご存じの方も多いことでしょう。
その宮本武蔵が、「ボーッと見ることが大事だ。集中しすぎると全体を見ることができないのでやられてしまう」というようなことを、言っています。
全体を見る冷静さと、ボーッとする感じがとても大切なのだそうです。
例えば、何か目標を立てて、それを紙に書いて壁に貼るとしましょう。
目標は何でも良いです。
「一年で五億円稼ぐ」
「芸能人とのつながりをたくさんもつ」
「Facebookで、『いいね』今の10倍もらう」などなど。
次に、その壁に貼った目標を、眠くて目が閉じそうなときや、朝起きたばかりで頭が働いていないときなどに、見るようにします。
頭がすっきりしているときに、壁の目標を「ジーッと見つめる」とか、顔がのめり込みそうなぐらい「ガーッと見る」のは、ダメなのです。
ジーッとかガーッの方が効果がありそうな気がしますが、そういう真剣な見方をすると、顕在意識が働いてしまうのだそうです。
行動をつかさどっているのは潜在意識が97%、顕在意識が残りの3%。
真剣に目標を見てしまうと、3%の顕在意識にしか働きかけることが出来ません。
本屋さんに行ったとき、読みたかった本や知りたかったことについて書いてある本が、たまたま目に飛び込んで来たことはありませんか?
それは、潜在意識の働きのおかげです。
サハラマラソンで完走出来たこと、50歳目前でバック転が出来るようになったこと、こどものワクワク矯正のこと、いろいろな夢や目標を叶えることが出来たのも、潜在意識に働きかけたおかげです。
参照記事:感覚に従い、想定外に生きる