初めての救急車
ご存じのかたもいらっしゃいますが、体を鍛えるために、私はいつも走っています。
ある雨の日、いつもと同じように走っていて、あろう事か転倒しました。
転んだ時に前歯と鼻を地面に打ちつけたのでしょう、骨折してしまいました。
転倒したときは、意識がもうろうとして、自分では何も出来ませんでした。
救急車を呼んでくれた方、救急隊の方に感謝しています。
幸いにも脳に影響はなく、鼻を骨折しながらも、皆さんの歯の治療をしています。
今回骨折してみてわかったことは、負傷した直後は鼻血がたまって、口で呼吸せざるを得ないということです。
口呼吸の子どもの患者さんも鼻での呼吸が出来ないから口で吸ったり吐いたりしているわけで、「ああ、こういう状態なんだな」と、体感することができました。
骨折は痛いですが、口呼吸の状態を知ることが出来たのは、神様からのプレゼントだったのではと、思いました。
子どもたちが鼻で呼吸できるようにしてあげることは、私の天命なのかもしれません。