これから給料が「下がる仕事」「上がる仕事」
少し前の記事ですが、
これから給料が「下がる仕事」「上がる仕事」全210職種
という記事を見て興味深かったのでご紹介します。
【参照元】これから給料が「下がる仕事」「上がる仕事」全210職種を公開
この記事ではAIを搭載したロボットが仕事で実用的に使われるようになった場合を想定してランキングを作成しています。
これから給料が「下がる仕事」の1位はなんと歯科医師です!
“治療や手術を実施するAI搭載ロボットに仕事を奪われる。
歯科診療所は全国6万超と供給過剰状態なので、今後淘汰される”
との見解です。
現に、歯科医療の現場では「インビザライン・システム」によるAIを用いた歯列矯正技術が導入され始めています。
これまで歯科医師が自らの手と時間を掛けていた作業をインビザライン・システムが代わりに行ってくれるようになりました。
インビザラインを使うと、口腔内をスキャニングをするだけで綿密な治療計画を立てることができ、
マウスピースを用いて短期間で歯列矯正を完了することができます。
アメリカではAIを搭載するロボットを使った臨床実験が進み、医師の仕事の8割ほどを代替できることが明らかになってきたそうです。
医師や歯科医師という職業自体がAIによって淘汰されることも現実に起こり得るでしょう。
逆に給料が「上がる仕事」のベスト10に歯科助手が4位にランクインしています。
歯科医師がロボット化するのに対し、
歯科助手は現場作業に加えてロボット補助の業務が増えて低賃金では雇えなくなるという見解です。
給料が「上がる仕事」は看護や介護等、AIでは代替できない仕事がたくさんランクインしています。
職種によってAI化実現の難易度は全く違うものですので、このランキングが全てだとは思いませんが、
人口減少で働き手不足の日本では、AIと共存できる社会づくりが必要であることは間違いありません。
これからもAI技術の発展に期待したいと思います。