歯並びが悪いと口呼吸になり、さらには全身に影響が!!
他人の前で口を開けること、結構ありますよね。
見えた歯の並びがガタガタだったり、八重歯があったり、正直言って見た目が良いとは言えません。実際、歯並びの悪さを気にして、人前で口を開けて笑うことを避けている人もいるのですから。
ところで、この歯並びの問題、見た目だけに留まりません。
・姿勢が悪くなる
・脳の働きが悪くなる
・病気にかかりやすくなる
などなど、人生に影響すると言ってもいいくらいの弊害がたくさんあります。「まさか!大げさな」と思った貴方。決して大げさではありません。歯並びが治れば美人度アップとも言えます。
では、口呼吸を中心に、詳しくお話し致ししましょう。
口呼吸でインフルエンザにもかかりやすい
歯並びの悪さの代表格として、出っ歯があります。
出っ歯の見た目以外の弊害として、口で呼吸をすることがあります。
出っ歯の場合、唇がめくれて鼻呼吸ができなくなるのです。
口で呼吸をすると、鼻での呼吸に比べ、酸素が1/5しか脳に運ばれません。
酸素をたくさん必要とする脳が酸欠状態になると、頭がボーっとして眠くなったりします。
また、鼻呼吸であれば鼻毛などのフィルターが有害物質が体に入らないようにしてくれますが、口での呼吸は、空気を取り込むのと共に病原菌が直接喉に入ってくるわけですから、病気にかかりやすくなって当然と言えるでしょう。
実際のところ、インフルエンザにかかりやすいという人は、口で呼吸していることが非常に多いです。
歯並びの悪さは出っ歯だけではありません。噛み合わせが悪いことも結局は歯並びが悪いということです。
では、噛み合わせを治したら、どんなことが起きるでしょうか?
噛み合わせの改善
噛み合わせが良くなると、当然ながらよく噛めるようになります。
きちんと噛めると、口の周りの筋肉をよく使います。
口の周りの筋肉は繋がっているので、筋肉がきちんと使えれば表情筋も鍛えられ、表情が豊かになります。
表情が豊かで筋肉が使われていれば顔のたるみも減ります。
美人度アップとは、このことです。
もちろん女性に限ったことではなく、表情筋があまり使われない状態では目が垂れて暗い表情になりますから、男性だって歯並びが与える影響は女性となんら変わりません。
というわけで、歯並びの悪さが全身に及ぼす悪影響が口呼吸に関することだけでもこんなにあります。
なんとも怖いことですね。