笑えば癌予防
NK細胞をご存じですか?
ナチュラルキラー細胞といって、体内の悪い細胞などをやっつけて(キラー)くれる細胞です。
特に癌細胞をやっつけてくれると言われています。
NK細胞は笑えば笑うほど活性化し、癌化するのを防ぐというデータがあります。
だから、笑顔の人は癌は少ないと言われています。
アメリカには末期癌の人を病院に笑わせに行く「笑い師」という仕事があります。
コメディアンではなく笑わせるプロの人です。
笑い師は「パッチアダムス」という映画にもなっています。
ホスピタルクラウン(臨床道化師)として患者を笑わせる仕事をするパッチ・アダムスをモデルにしたお話です。
「歯列矯正」には「笑い」と深い関係があります。
噛み合わせや歯並びをきれいにすると頸椎の状態が変わり、血流、呼吸、リンパの状態がよくなります。
細胞レベルで体が良くなると、笑顔も増えてNK細胞を増やすことができます。
私はNK細胞を「NK(なんば花月)細胞」と言っています(私が命名しました)。
覚えやすいでしょう?
NK細胞は表情を「にっ」とするだけで2倍に増えますが
さらに大笑いすると10倍に!
「笑う門には福来る」、「笑いは百薬の長」ということわざがある通り、笑いには健康効果があると言われていますが、NK細胞はそれを証明してくれています。
おじいさんおばあさんに長寿の秘訣を聞くと「何でも笑い飛ばす」「くよくよしない」という人が多いですね。
長生きしている人はNK細胞が多いのではないでしょうか。
暗い顔にならないよう心掛けることも、癌予防の一つとして考えてはいかがでしょうか。
とある外科医さんは癌は手術をしても根本的に治らないという考えで、
患者さんの癌を発見した際に、まず家族を呼び出してカウンセリングをしました。
「癌になったのは、誰かのせいではないけれど、周りの環境が笑顔のない環境を作っていたのではないか」
「だからどうやったら笑顔になれるか考えよう」
と言いました。
根本的に治すには、まず周りの人や環境から直すということにも繋がるのです。
歯列矯正をすることで笑顔を取り戻すことができ、笑顔が増えればNK細胞も増えてガンも予防することができる!
というのは究極の結論です。