生まれ初めての1ヵ月が顔・呼吸・嚥下・顔の形を決める大切な時期

赤ちゃんの生後一ヶ月は骨格が大きく変動します

お母さん方には赤ちゃんの生後すぐに始めて欲しいお話です。

赤ちゃんは産道通過のため、生後一ヶ月までの骨の数は300を超えると言われます。
その数が、一ヶ月を過ぎると200くらいまでに減ります。

この骨格が大きく変動する一ヶ月は顔・呼吸・嚥下・顔の形を決める大切な時期です。
これらは赤ちゃんが生まれつき持っている「原子反射」を利用することで、発育に良い影響を与えることができます。

原子反射とは

原子反射には様々な種類があります。
外からの刺激で体が動く反射「モロー反射」
口もとに乳首や指を近づけると、強く吸おうとするの「吸啜反射」
頬や口のまわりに、指などが触れると、触れた方向へ顔を向ける「探索反射」
など、成長段階で必要な反射です。

原始反射を利用して骨格を整えましょう

この原始反射を使って呼吸と嚥下の姿勢を教えることができます。
まず、赤ちゃんの下唇に触れて、おっぱいを吸うように舌をペロペロ出し始めたら
口の中を触れて、次に上唇に触れていきます。
そうすることにより、唇を閉じれる姿勢をつくることができます。

これを続けることによって口が閉じるようになります。
そして鼻で呼吸することによって呼吸がしやすくなりますし、鼻も高くなります。
寝ているときに口を開いてしまう赤ちゃんには特にオススメします。

原始反射は、前頭葉が発達すると、次第に消えていきますが、
原始反射が残っている場合、その先の発達に大きな影響がでてきます。

例えば吸啜反射が残ってしまうと離乳食が始まった時にしっかりかんで飲み込むという嚥下行為ができなくなってしまいます。
ご飯がうまく食べられないことは赤ちゃんにとって命に関わる問題にもなりかねませんし、お母さんも心配がつきないでしょう。

このようなことを避けるためにも、生後1ヵ月の大切さを出産前から世の中のお母さんたちに知っていてもらいたいです。
子どもたちの成長のために。

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