歯周病とインビザライン

当院では歯周病になっている人はインビザラインをしません。

歯周病は骨が溶けて柔らかくなっているので、その状態で矯正をすると歯周病が進むスピードが3〜10倍早くなってしまいます。

原理としては、矯正を行うときは歯を少しだけ溶かして位置を動かすということをするのですが、歯周病の人は元々歯が溶けているので、悪化してしまいます。

歯列矯正の際は、人間に備わっている機能を上手に活用しているので危険性はありません。具体的には骨を溶かす「破骨細胞」と骨を作る「骨芽細胞」という2種類の細胞を活用しています。

普通の歯科医院では矯正をお願いした場合、それぞれを別物として治療するところが多いため歯周病まで治療しましょうとは中々言われません。

ですが、当院では歯並びを綺麗にするだけでなく、事前に歯周病治療を行うか、矯正と並行して行うなど、必ず歯周病治療も行うように提案しています。

歯周病の方が若いうちに歯列矯正だけ行った場合、中高年になった時に歯周病が悪化して歯がなくなってしまうかもしれません。それでは歯列矯正を行った意味がありません。

将来的な歯の健康度を考えたら、どちらも実施することが推奨になります。
歯周病になってしまっていて、歯列矯正をお悩みの方がいましたら当院までご相談ください。

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