歯周病と虫歯を根絶するためには

日本では8割の人が虫歯経験がある一方、フィンランドでは虫歯になっている人が1%以下と言われています。

その80倍以上の差は何だったのでしょう。

日本は歯ブラシ信仰と言って、歯ブラシをしていれば虫歯にはならないという考え方をする人が多いのですが、現実は8割の方が虫歯や歯周病になっています。世の中にはたくさんの歯磨き粉がテレビの宣伝やCMで溢れていて、これを使えば虫歯にならないというようなことを言っていますが実際そうはなっていません。

今、日本には68,000件の歯医者さんがあり、これはコンビニの1.6倍ある状況です。

コンビニと比べて歯医者さんがそんなに多くあると思わない人も多いと思いますが、独立店舗やビルの1階部分に入っているコンビニと異なりビルの2階以上にたくさんあるため目につきにくいのです。
件数としたらものすごく多いことで、これは世界有数の歯医者さん乱立国と言えます。人口の割合からすると世界一歯医者さんが多い国です。

それは虫歯が出来ると削って詰めて、また削って詰めて何か治療が必要になると削って詰めて、少し神経取って神経取ったところが壊れてしまって、歯を抜いてブリッジして、数年後ダメになってまたフリッジして削っての繰り返しの結果70~80歳の頃には総入れ歯になります。

日本というのは70~80歳頃の時点において、先進国の中で自分の歯が少ない国です。

本来歯周病には歯周病の菌、虫歯には虫歯の菌という原因があるにも関わらず、それに対して何もしてきていませんでした。原因を取るのではなく、症状を緩和する治療をしてしまう傾向がありました。

原因を突き詰めて、原因を消してあげることが本当の治療だと思っています。これまでも当院で行なってきている除菌治療がそれにあたります。

何かすごそうな歯ブラシを使う、すごそうな歯磨き粉を使うのではなく、原因を取ることをまず優先に考える必要があります。

これが本当の意味での歯周病と虫歯を根絶することです。時代も変わり今ではそうなってきているので旧来の治療法を行なっている歯医者さんは件数的には少なくなっています。

当院では虫歯と歯周病を治す病院ではなくて、虫歯と歯周病にならない体質にするクリニックです。
もし、詳しく聞きたい方はぜひご相談にお越しください。

歯周病 記事一覧に戻る