砂糖を摂取することによる弊害

砂糖は摂取することで様々な問題を起こします。

むし歯の原因になる

砂糖を食べると、歯垢の中に潜んでいる細菌が砂糖を分解して酸に変えます。
その結果、歯が酸で溶かされることになり、むし歯の直接の原因となります。
ヨーロッパでは、国によって三歳までは砂糖を与えないという基準を作っているということです。
スウェーデンでは、20歳までに虫歯を作ったら親の教育がなかったという方向性が予防の原点でもあります。

肥満の原因になる

世界保健機関(WHO)の最新の報告によれば、全世界の3人に1人は肥満であると言われています。
肥満増加に伴い、代謝性疾患、心臓疾患、脳血管疾患のような治療費が高額な病気が急増しています。
中でもアメリカでは病気との戦いは砂糖との戦いと言っても過言では無いほど肥満が深刻です。
そこで、肥満の原因となる砂糖が多く含む飲み物に税金をかけて値段を高くすることで消費者を減らす税金「砂糖税sugar tax」が
アメリカ、イギリスをはじめとする世界22カ国で導入されました。
コーラ1本分に角砂糖換算で15個分の砂糖が入っていることは有名ですが、身近な清涼飲料には想像以上に大量に砂糖が含まれています。

糖尿病の原因になる

肥満は糖尿病の原因にもなります。
日本は肥満大国ではないですが、それでも、砂糖を意識することは必要です。
NHKの病の起源 糖尿病 DVDブックで販売されていますが、
日本人は、痩せている人も、太っている人も糖尿病になるという事実を説いています。
痩せていても筋肉が少なかったり、筋肉に脂肪がたまっていると、2型糖尿病のリスクが上昇するという研究が発表されています。

妊娠率低下の原因になる

アメリカで実施された研究で、男女のどちらかが1日に1本以上の砂糖入り清涼飲料水を飲むことで自然妊娠率の低下に関連することが明らかになっています。
週に7本以上の砂糖入り飲料を飲む女性は飲まない女性に比べて
周期あたりの妊娠率は19%低下し、同様に週に7本以上砂糖入り飲料を飲む男性は飲まない男性に比べてパートナーの女性の妊娠率は22%低下したとのことです。

砂糖に代わる甘味料

砂糖は、本来哺乳類では、食する必要は無いものです。
保育園で、子どもたちに飴玉を与えたりお菓子を与えたりしている様子は
子どもたちの未来を破壊する教育そのものです。
これほどの問題を起こすにも関わらず、やめられない甘いものは、麻薬性にとんでいます。

WHO世界保健機関は、砂糖の摂取量は、一日の摂取カロリーの5~10%に抑えるべきだとしています。
普段から甘いものが食べる場合は、なるべく、フルーツや、お芋、カボチャなどの自然の甘味からとるようにしましょう。

おすすめはキシリトールです。
砂糖と同じくらいの甘味があるのに低カロリーで、むし歯の原因となる酸を作りません。

ただしそれらも、いくらでも食べてよいわけではありません。ほどほどを心がけましょう。

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