妊娠中の赤ちゃんは歯の形成期

乳歯の芽といわれる歯胚が出来始めるのは、妊娠7週目です。普通ならまだ妊娠に気づいていないころから、すでに、赤ちゃんの歯は成長を始めています。
乳歯は、次々に芽を出し、お母さんのおなかの中で、ほぼ完成します。されに、妊娠5ヶ月ごろからは、乳歯の次に生えてくる永久歯の歯胚も出来始めているのです。
一生使わなければならない歯が、この時期に栄養に左右されてしまうのですから、お母さんは責任重大ですよ。
偏食やダイエットなどで、栄養バランスが崩れると赤ちゃんの歯や体の成長にも影響するので注意が必要です。
また、妊娠中は一般的に虫歯になりやすい時期でもあります。健康な歯を保つために「食べたら磨く」習慣を守りましょう。
歯の芽が出るころ、つまり歯の土台のために必要な栄養素は良質のたんぱく質です。
歯を形づくる石灰化が始まるとカルシウムやリンがたくさん必要になります。
これらの栄養素をバランスよくとるためには、出来るだけ1日3色きちんと食べることが大切です。

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