歯を白くしたい人へ
日本人の歯の色は、もともと真っ白なわけではありません。
歯のいちばん外側のエナメル質は半透明な乳白色で、その下の象牙質の薄い黄色や黄色がかった茶色、その中の歯髄の血液による赤い色の混じった色が、歯の色として目に見えているのです。
そしてこの色は、人種によって、また同じ人種でもそれぞれ肌の色や髪の色が違うように、人によって差があるのです。
ですから、自分の肌の色や髪の毛の色と一番バランスのとれた歯の色が、自分にとって一番いい歯の色であり、白ければいいというわけではありません。
歯の表面についた汚れなどによる変色は、本来正しいブラッシング法で歯磨きをしていれば充分防げるはずです。
それでも変色してしまったら、歯科医や歯科衛生士によるクリーニングで本来の歯の色に戻ります。
エナメル質や象牙質が変色してしまっていたり、本来の歯の色より白くしたいという場合でも、希望どおりの白さの歯を手に入れる方法もあります。