江戸時代の歯医者さん~その1~
西洋医学が日本に入ってくる以前、歯を診る人はいたのでしょうか?
ふと疑問に思い、調べてみました。
すると、
なんと室町時代の末期には、幕府医官として口中医がいたのだそうです。
江戸時代には、幕府や藩には、お抱えの口歯科、口中科を専業にする医師がいて、
口、喉、歯の治療をおこなっていたとのこと。
幕府や藩お抱えのということからもわかるように、
一般庶民の歯医者さんは少なかったようで、
上層階級やお金持ちが主な患者さんだったそうです。
でも、歯が痛くなるのはお金持ちだけではありません。
一般庶民だって虫歯は出来ます。
その人たちは、どうやって治療していたのでしょうか?
民間療法にすがるしかなかったようです。
民間療法はたくさんあり、これについてはまたブログに書きたいと思います。