■虫歯の民間療法~江戸時代~

先月アップしたブログに、江戸時代にも歯医者さんがいたけれど、お金のある人しか
治療を受けられなかったということを書きました。

今回は、治療を受けられない一般庶民はどうしていたかについて、調べてみました。

当時民間療法として用いられていたものは

1.梅干を痛い歯に貼り付ける
2.竹筒を痛む歯にあてて、その先に火をかざす
3.大根おろしの汁を痛い歯と頬の間に入れる
4.ヨモギの葉か長ネギの白い根を、痛む歯で噛み締める。
5.ご飯に塩を少量加えたものを紙の上に伸ばし、痛む側の頬に貼る
6.蛇の抜け殻を小さくちぎり、紙に包んで痛む歯に押しあてる
7.茄子のへたの黒焼きをご飯で練り、歯の痛むところへ押し込む
などなど。

また、苦しい時の神頼みで、
みろく菩薩や白山神社、戸隠明神、お稲荷さん、顎なし地蔵、大黒様などに、
歯痛の祈願をしていたそうです。

残念ながら上記のような民間療法は、
いずれも効果はあまり期待できそうにありませんね。

民間療法で治らなかった人たちは、その後どうなったのか、気になります。
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