歯のことわざ・慣用句「歯に衣着せぬ」
歯に関することわざのひとつに「歯に衣着せぬ」というものがあります。
「はにきぬきせぬ」と読みます。
「衣」は「きぬ」と読みますが「絹」と書くのは誤りです。
「着せぬ」と、本来は否定形で使います。
意味は
「相手に遠慮なく、率直に思ったことを言うことのたとえ。」
語源としては
衣というのはつまり布。
着せるというのは比喩で、乗せるとか付けると考えると、
「ハッキリしゃべれない」状態になります。
その否定形ですから、
「ハッキリしゃべる」「思ったことを率直に言う」となるわけです。