歯のことわざ「親の奥歯で噛む子は他人が前歯で噛む」

このことわざの意味は、
『親がかわいがり過ぎて必要な時に叱ってもらえない子は、
他人からひどく叱られる』ということです。

最近は、近所のおじさんおばさんが、よそのおうちの子どもを叱る
ということが少なくなってきたように感じます。

反対に時々見かけるのが、例えば電車の中で騒いだり靴を履いたまま
椅子に後ろ向きになり窓の外を見ていたりする子どもを迷惑そうに
見る大人とその視線に気づいた子どもの親が、
「ほら、あのおばさんに怒られるから静かにしなさい」と、子どもに
言う光景。
何か違和感を覚えます。

これでは、「他人の目があるからやらない、(裏を返せば)人が見て
いなければ何をしても許される」という考えを子どもがもってしまう
引き金になりはしないかと、心配になってしまう今日この頃です。DR038

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